野村万作・萬斎 狂言の夕べ

<開 催 案 内>
開催「税を考える週間」の協賛行事
(社)小石川法人会と(社)本郷法人会 共催
期日・時間平成23年10月13日(木)
 18:30開場 19:00開演
場所文京シビックホール 大ホール
(文京区春日1−16−21 文京シビックセンター内)
参加費用無料(事前申込制)
募集定員100名(申込多数の場合は、抽選となります)
参加条件文京区内の法人企業の経営者・従業員・その家族
※非会員の方も無料で参加できます。
お申し込み方法
お問い合わせ
申込用紙に記入のうえ、9月8日(木)までにFAXまたは郵送にてお申し込みください。
申込多数の場合は厳正なる抽選のうえ、発送をもって発表に代えさせて頂きます。

〒112−0004 文京区後楽1−7−12 林友ビル
社団法人 小石川法人会
TEL:03−3816−4184 FAX:03−3812−4558
演目解説 : 野村 萬斎
蝸牛 : 野村 万作(太郎冠者)
(休憩15分)
業平餅 : 野村 萬斎(在原業平)
あらすじ【蝸牛(かぎゅう)】

出演:太郎冠者(野村 万作)、主(竹山 悠樹)、山伏(深田 博治)
    後見(岡 聡史)

修行を終えて帰る途中の山伏が竹やぶで休んでいると、主人の命で、長寿の薬になるという蝸牛(かたつむり)を捕りに太郎冠者がやってくる。
太郎冠者が山伏を蝸牛だと思い込み声をかけると、面白がった山伏は蝸牛になりすまして太郎冠者をからかう。
さらに山伏は、囃子言葉に浮かれてなら同行しようと、太郎冠者にかたつむりの囃子言葉を教え・・・。
・・・
観ていると心も体もうきうきとしてくる楽しい作品です。
「でんでんむしむし」という囃子言葉が何回も出てきますので、登場人物と一緒に浮かれてみてはいかがでしょうか。


【業平餅(なりひらもち)】

出演:在原業平(野村 萬斎)、餅屋(石田 幸雄)、法衣(月崎 晴夫)
    侍(中村 修一)、随身(村井 一之・内藤 連)、沓持(岡 聡史)
    傘持(野村 万作)、餅屋の娘(高野 和憲)、後見(竹山 悠樹)

美男かつ色好みで知られる在原業平が、供を連れて玉津島明神の参詣に出かける。
途中で空腹になり餅屋に入るが、殿上人の業平は代金の持ち合わせがなく、食べることができない。
仕方なく餅尽くしの謡で気を紛らわせていると、業平の素性を知った餅屋が娘の宮仕えを願い出る。
娘を一目で気に入った業平は、自分の妻として娶ると言い出すが・・・。
・・・
歴史上、雅な二枚目として知られる業平が、何とも間の抜けた狂言らしいキャラクターにパロディ化されています。
欲望に素直な、人間味溢れる人物たちのやり取りのほか、色彩豊かな装束をまとった業平一行の行列も見どころです。